余談

話題(マナーとルール)

 マナーとルールの違いという点について思ったこと。文章の書き方はいろいろあるし本だって探せばたくさんあるはず(なんなら大きい書店ならちょっとしたコーナーになってそう)。問題はそれが(読みやすさのための)マナーなのかそこそこのルールなのかが書かれてないことが多いところにある。私は「正しい」文章の書き方が知りたいのであって、「礼儀正しい」文章が書きたいのではないんですよ。例えば、

  • 上で文章に対して使ったかっこって句読点の位置正しいの?
  • この"?"とかも途中で使っていいんだっけ?
  • 強調はダブルクォーテーションマークと鍵括弧どっちだっけ
  • 箇条書きの前後って文つなげていいの?

とかね。もちろんそれに関してGOOGLEで検索すればサイトはいっぱい出てくる。さらに本にも出てくる。でもそれが正しいかどうかってどうやって確かめればいいんですかね。「こっちの方が礼儀正しいと感じる人が多い」ではなくて「正しい」物が知りたいのに。もちろんサイトや本の著者を無条件に信じたくはないので、そうなるとじゃあ"日本語の公式"ってどこよ、って話になってくる。しかも調べた"日本語の公式"っぽい文化庁でさえ、文章の「正しさ」と「礼儀」をきっちり分けてはない。おそらくだけど日本語として「正しい」なんてのはないんじゃないだろうか。
 この違いがどんな感じかというと

  • 日本語文章の書き方講座で、任意の文章の際に前略を書くようにいわれる<-明らかな間違い
  • markdown の書き方に方言が(特に断りなく)混じってる<-間違いではないが...

全般的に通じる話が知りたいのにそれが一部でしか使えない話だったら悲しい。  どうしてこんなことを書いたのかは後々書くと思います。簡単に言えば、頭の中のインターネットが「読みにくさ」を「正しくなさ」に変換してきたからなんだけど。とりあえずこのブログでは「意味が通じればなんでもあり」みたいな感じで文章を書いていきます。すごい自由。ですます調とだである調をまぜます。でもリンクについてはちゃんとやっていきたい。

話題(リンクについて)

 なぜあんなにもリンクを張る行為についてマナーやルールを調べたのかについて。
 このブログでは印刷物を含めた"PCからはなれないと調べられない情報"をあまりあつかいたくありません。なぜならブログを見る人が検証するのにそれらの場合はコストがかかるからです。そうすると貼るのはほとんどリンクになりますが、学術系のリンクって意外にも違法なものが多いんですよね。ある大学の研究室で使うために本をまるまる公開していたり(違法?)、著者が公開していたり(合法?)、著者と親しい人が許可を得て公開していたり(合法?)。そしてそれが外部からは適法かどうか確認しずらいんですよ。なのでもしかしたら違法なリンクを貼ってしまう可能性があり、そのさいに(もちろんなるべく早く対処し削除しますが)このブログがどのように扱われるかをちゃんとしらべないといけないなあと思い、それについてまとめたわけです。
 リンク先が違法だった場合はこんな感じなんですが、それに加えて元リンクの"リンク時の規約"みたいなのに違反する可能性もあるのでめんどくさい(一応前回のサイトに関しては確認をとりました)。文化庁でしょ(文化庁,文化庁ホームページについて)、日本翻訳連盟でしょ(サイト内で見つからなかった)、日本文藝家協会でしょ(サイト内で見つからなかった)、これで大丈夫なはず?  はてなブログガイドラインの中でリンクに関して書かれた部分は意外にも「コミュニティガイドライン」でもなく「利用規約」でもなく、「情報削除ガイドライン」だった(URLの紹介、リンクの節及び検索サイト最適化の節)が、前者ではブログらに関する言及がなく、後者は最適化しようと思ってないので3点目のみ問題になりそうで、その罰則が検索からはじくだけなので別にいいかな(多分、意図の証明ってできなくない?意図があったことを示すのははてな側になるのかな)。

・ 不自然なリンクを多数掲載するなど、検索サイトが認めていない手段の検索サイト最適化が行われており、記事の内容や態様から、商用の宣伝行為であることが明確な場合は、原則として削除を行う
・ 不自然なリンクを多数掲載するなど、検索サイトが認めていない手段の検索サイト最適化が行われており、記事の内容や態様から、商用の営利宣伝行為であるかは明確に判断ができないが、コンテンツの価値に相応しない検索結果を生じさせる意図が明確な場合、原則として削除を行う
・ コンテンツの価値に相応しない検索結果を生じさせる意図が明確といえないが、検索サイト運営者から検索の品質に対し悪影響を及ぼしていると指摘があった場合、および検索の品質に対し悪影響を及ぼす恐れがある場合は、原則として外部サイトのクローラー巡回対象から除外する

箇条書きの最後って句読点つけないのか。

話題3

 結局リンクを貼る行為や引用行為の合法性やマナーについてはよくわからないところも多い(もちろんググれば色々出てくるけど、どのサイトを信頼すればいいのかという点も含めて)。

  • リンクを貼る行為は引用行為とはどう異なるのか
  • リンクを貼る行為は著作権を侵害するのか
  • どこからが著作権を侵害する行為になるのか

結局、いわゆる「調べたけどわかりませんでしたブログ」みたいになりそうです。

話題4

 余談集。一段落一話題。
 2021年5月現在、「リンク 著作権」で検索して一番上に出てきたSTORIA法律事務所さんの記事を見ました。内容はすごいためになったけど経済産業省から引用を行っているのですが流石2017年の記事だけあって元リンクが切れてしまっています。他にもこういうサイトがあって、このブログもこうなるんだろうなあと思うと悲しい。それを考えるとこのブログはリンク集だが安易にクリックしない方がいいかも。安全にリンクを張るって難しいね(最初からアーカイブに貼るのはちょっとマナーがよろしくない気がしている)。
 日本弁護士連合会さんのサイトではサイト利用時の案内の中にリンク行為について書いているところがあるんですが、すごい条件が厳しかった。とりあえずこんな感じでリンクを張らずに言及することで抵触することを避けているんですがこれって許されるんですかね。リンクはしてないのでセーフだとは思うが、法律への理解がないので、「元サイトを容易にたどることができるので実質リンク行為みたいなもんだと思える」みたいな論理が成り立つのかしらん。
 ところでブログタイトルを変えたんですが、タイトルを被らせたくないのにタイトル一覧みたいなのが見れないのきつすぎる。どうにかしてほしい。